コリンの不足

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コリンは、体内でレシチンとアセチルコリンを作り出すための原料となります。レシチンとは細胞膜を構成するリン脂質を作り出す成分で、肝臓への脂肪蓄積や、血管へのコレステロール沈着を防ぐ働きがあります。

 

アセチルコリンは副交感神経が働いたときに分泌される神経伝達物質の一つで、血管を拡張し、血圧を下げる働きがあります。

 

つまりコリンは、レシチンを作り出すことで脂肪肝や肝硬変の予防、アセチルコリンを作り出すことで動脈硬化や高血圧の予防、自律神経の調整に役立つというわけです。

 

脂質の代謝を促し、脂肪が溜まるのを防ぐので、肥満やメタボの解消にも有効です。また、レシチンが作り出すリン脂質は脳(神経細胞)に多く存在し、脳に栄養を届けたり、神経の働きを正常に保っています。

 

レシチンはコリンとイノシトールが結合したものなので、コリンの欠乏はリン脂質の減少につながり、神経機能に悪影響を及ぼします。

 

さらに、コリンは脳内の記憶を形成する部分に働きかけて記憶力を高める作用があり、アルツハイマー病患者の多くはコリンが不足しているというデータもあります。

 

アルツハイマー病や認知症は未だ解明されていない部分も多いのですが、一説には「コリン作動性仮説」というものがあり、それによると、アルツハイマー型認知症はコリン不足によるアセチルコリンの生成不全によって発症すると言われています。